メディカル豆知識

帯状疱疹予防接種について

2025.08.01

 帯状疱疹は50才代から発症率が高くなり、80才までに約3人に1人が発症すると言われていますが、予防接種を受ける事によって、発症や重症化の防止が期待できます。

 

 令和5年4月より、目黒区では任意接種として50才以上の区民を対象に帯状疱疹予防接種費用の一部助成がなされていました。

 

 今年度(令和7年度)からは定期接種に変更となり、対象者には予診票が目黒区より送付される事となりました。接種希望者は送付された予診票を持参し23区内契約医療機関での接種が可能となりました。

 

 帯状疱疹ワクチンは生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)と不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)の2種類があります。

 

 生ワクチンは1回接種(皮下注射)ですが、免疫持続期間は5年程度とされています。接種対象者には注意点がありますので接種前に医師との確認が必要となります。

 

 不活化ワクチンは2回接種(筋肉注射:1回目接種より2~6ヶ月で2回目接種)で接種回数も多く生ワクチンより接種費用も高くなりますが、免疫持続期間は10年以上とされています。接種対象者には特に注意点はありませんが接種部位の疼痛等副反応の発症頻度が生ワクチンより高いので接種前に医師との相談をして頂くのが良いと思います。

 

 今年度の定期接種対象者は令和7年度に65才・70才・75才・80才・85才・90才・95才・100才になるかたです。今年度のみ101才以上のかたも対象となります。来年度以降は令和11年度までその年度に65才以上で5才刻みの年齢にあたり、過去に帯状疱疹予防接種をした事がないかたが対象となります。

 

 50才以上の区民で令和7年度帯状疱疹定期予防接種対象外のかたには目黒区より今年度までは任意接種に対し助成があります。定期接種対象者になる前に接種を希望されるかたは今年度中に接種される事をお勧めします。助成実施期間は今年度末(令和8年3月31日)までとなるため不活化ワクチン接種希望者は令和8年1月までには1回目接種をしないと2回目接種が助成対象とはならなくなります。

 

 助成の条件は、接種日現在目黒区に住民登録のある50才以上のかたで助成事業に協力する目黒区内医療機関において目黒区が発行する専用の予診票により受ける接種となります。

 

 任意接種希望者は、接種を受けるワクチン(生ワクチンまたは不活化ワクチン)を決定したうえで、目黒区保健予防課に予診票発行の申請をします。目黒区のホームページにある帯状疱疹予防接種費用助成申請フォームまたは電話(目黒区保健予防課予防接種係 03-5722-7047)にて申し込みする事となります。

 

 任意接種後は接種費用より助成金を差し引いた額を医療機関で支払う事となります。任意接種では医療機関により接種費用が異なるため、事前に医療機関に確認される事をお勧めします。

 

 また、定期接種・任意接種ともに予約が必要な医療機関もありますので事前に医療機関に確認される事をお勧めします。

 

 

※目黒区民の場合

自己負担額(定期接種):東京23区内契約医療機関にて接種

  • 生ワクチン     4千円
  • 不活化ワクチン   1万円

(1回あたり)

 

 

助成金(任意接種):目黒区内実施医療機関にて接種

  • 生ワクチン     4千円

(接種費用が8千円の場合、4千円が自己負担額となります)

  • 不活化ワクチン   1万円

(1回あたり)

(接種費用が2万5千円の場合、1万5千円が自己負担額となります)

 

(N・A記)